東京製鉄は16日、8月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。全面据え置きは6カ月連続。小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長は「海外では値下げの動きがある」と懸念を示した上で、国内は「建材・鋼板ともに緩慢な荷動きが続いている」と指摘。「7~9月期は我慢の時期。完全に様子見の状況」とコメントした。