韓国鉄鋼大手の東国製鋼グループが7日、創立から70年を迎える。釘やワイヤロッドといった建材の生産から厚板、電炉・条鋼建材への進出、冷延事業や物流事業の買収など業容を広げ、直近10年はブラジル高炉事業(現アルセロール・ミッタル・ペセム)の売却や持ち株会社制への移行など激動の期間となった。東国グループの新たな歩みを概括する。(黒澤 広之)