北海道地区の一般鋼材は月替わりを契機に、値上げの完全転嫁を目指す流通の高唱えがさらに徹底されそう。中小建築の低迷が続いていることで、時期の割に荷動きは伸びを欠いており、足元での回復には大きな期待を持てない状況が続く。これによってメーカー値上げの転嫁が遅れているケースが多く、7月市場では完全転嫁を目指して高唱えに出るケースが主流となりそう。流...