鉄鋼建材需要は停滞が続いている。深刻な人手不足や建設資材の高騰に、働き方改革法が適用されることで生じる「2024年問題」も加わり、荷動きは重い。夏枯れの時期を前に、すでに枯れてしまっている感もある▼建築着工統計から推計する4月の換算鉄骨量は約39万トンと前月を上回ったが「大型の工場・倉庫案件の着工が集中した」(高炉筋)もので、中小案件の低迷...