日本鉄鋼連盟が21日発表した5月の国内粗鋼生産量は前年同月比6・3%減の716万8千トンとなり、3カ月連続で前年同月実績を下回った。1日当たり生産量は23万1千トンと、年率換算で8400万トン程度の低い水準にとどまった。 鋼材需要の伸び悩みを映して、生産活動の低下が続いた。5月の1日当たり生産量は4月に比べ約4千トン減少。今年に入って最も低...