東北地区の一般鋼材は強含み横ばい調で推移。物件のずれ込み対応で4、5月は契約残出荷が見られた建設向けだが、足元は新規案件不足が顕在化。引き合い、荷動きとも盛り上がりを欠く。メーカー値上げの積み残し解消や自社コスト増に応じた価格転嫁は急務だが、少ない物件をめぐる競合で上昇環境の醸成が遅れ気味。 加工需要は地場物件薄を背景に地域、グレード間で差...