関西コイルセンター工業会と大阪鉄鋼流通協会(OSA)薄板部会は5月の薄板流通動態調査をまとめた。マーケット環境は、大型連休明けから荷動きがさらに鈍化。コイルセンター(CC)など流通各社は在庫調整を継続しているが自販分野で販売量が落ちたことにより、総計の在庫率は全品種(熱延・冷延・表面処理)上昇した。 品種別の総計在庫率を見ると、熱延が2・1...