北関東におけるSC材(機械構造用炭素鋼)、クロムモリブデン鋼など構造用鋼の荷動きは低位横ばいで推移する。人手不足による着工遅延などが影響し、建設機械や産業機械、工作機械関連など軒並み不調となっている。需要回復の兆しは薄く、「復調は少なくとも今年度下期以降。それ以上市場低迷が長引くことを覚悟しなければならない」と扱い筋はみる。ただ、6~7月に...