普通鋼鋼材は主要分野で実需好転の兆しが乏しく、各品種低調な荷動きに終始しそう。建築分野ではH形鋼やコラムの一次加工の数量は少ない。自動車関連はメーカーが生産回復途上にあるもののコイルセンターのスリット・レベラーの各加工は前年同期比10%以上の落ち込みが続く。製品値上げや自社内コスト増に対する価格転嫁も実需低調でなかなか進まない。鉄スクラップ...