日本電解は今年度の銅箔生産量を前年比14・3%増の9500トンとする計画。高付加価値品の増産などを通じて生産量を積み上げる。増産によって、前年度赤字だった営業損益の黒字化を目指す。 9500トンは生産能力に対し7割強の水準で、営業損益ベースでの採算分岐点を若干上回るレベル。今後は利益を積み増すため、ハイエンド向け製品の生産量をさらに増やす。...