北海道地区の鉄鋼市場/20年度、普通鋼鋼材受注90万トン割る可能性/新型コロナで下振れを懸念/21年度、都市再開発、相次ぎ始動/畜農・インバウンド関連の建設計画続く
昨年の北海道地区鉄鋼市場は、札幌圏を中心とした再開発や北海道新幹線札幌延伸工事、インバウンド関連投資や7空港の一括民営化に伴う投資など、非住宅建設や災害復旧工事を含めた土木関連で、安定した需要を見込んで幕開けした。しかし、各種資機材や人件費、輸送費などのコストアップで建設費が増大。その一方では元請けの受注価格低下傾向や人手不足もあり、この数年...
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