円安局面が続いているものの、アルミ圧延品の輸入量は高止まりしている。海外材の品質向上に加え、国内材も圧延メーカーの加工賃改定などにより価格が上昇。結果として円安でも割安な海外材が一定のシェアを確保するに至っている。 アルミ圧延品(板・押出・箔合計)の輸入量は2019年に初めて25万トンを超えた。その後はコロナ禍による物流混乱などもあり一時減...