――2024年度の市場環境をどうみますか。 「国内薄板は、需要家の製品在庫の調整が進展し、需要に即した生産となっており、足元は省エネ給湯器などの住設関連需要が復調している。国内厚板は、半導体製造装置関連やエネルギー関連が動き始め、7月以降は船舶向けが大幅に増える。直接輸出の比率が高い棒線も、海外の在庫調整が完了し、活動が回復しつつある。サプラ...