特殊鋼、ステンレス鋼の国内需要で足元は厳しい状況が続くが、「市中在庫量はほぼ適正水準」、「販売数量はこれ以上は落ちない」という声が多い中で、まだら模様ながら改善の兆しが出始めている。当面は本格的な販売数量回復は見込めないが、7~9月期以降の改善傾向への期待は高まっている。一部では4~6月期から動きが出始めるとみる向きもある。流通・加工段階に...