製造コスト増を背景にメーカーは来期以降値上げ基調にあるが、主要分野の実需は依然として盛り上がりに欠けるため、今のところ流通側では積極的な価格転嫁の動きは少ない。メーカーの販売価格動向を注視しながらの様子見ムードが続いている。 ただ、今回は製品価格の値上げだけでなく、人件費や配送費など他のコスト増要因も多く存在する。安定操業体制を維持するため...