九州地区のH形鋼扱い商社で組織する「七社会」によると、2月末の九州地区特約店在庫は前月比1170トン増の2万1977トンとなり、2カ月連続で増加した。在庫率(在庫量/出荷量)は3・69カ月分で、適正水準を上回っている。 需要は昨年末から大きく冷え込んでいる。建築工事の大口案件向けは端境期が明けて、都市開発、半導体関連施設建設、防衛拠点、物流...