鉄スクラップは同値圏での展開が続こう。依然新規輸出成約が限られる。アジア域内の鋼材需要減を背景に、海外筋の需要意欲が盛り上がる気配は見られない。原料輸出が伸び悩むが、円安で輸出価格は現行水準を保っており、地区実勢を下支える格好となっている。 商社筋によると地区電炉は今月、2月比で6%増の約52万トンの粗鋼生産を計画。トヨタが取引先に当初提示...