電線産業の春闘が本格化している。大手メーカー4社の労働組合は1万3千~5千円の賃金改善を要求。電線産別労組の全日本電線関連産業労働組合連合会では「近年にない高水準」と説明。物価高の中、賃上げ継続やさらに良い結果を得られるかが焦点という▼「品質やコスト・納期は、そこに携わる人で決まる」。先月ある経営者から聞いた言葉が印象に残る。長く勝ち残り続...