日本アルミニウム協会によると2023年(1~12月)のアルミ製品需要は、前年比2・1%減の377万1285トンだった。国内の自動車生産台数の回復を受けて輸送機器向けが回復したものの、それ以外の分野が軒並み停滞。2年連続の前年割れとなった。 製品別では、全体の半分近くを占める「圧延品」は自動車材の回復で輸送機器向けが1割増となったものの、それ...