新型コロナウイルス感染拡大により、昨年春先に自動車や建産機の生産が激減。メインの需要分野として部材を加工・供給する国内引抜鋼管メーカーの操業にも大きな影響を及ぼした。昨夏以降、生産量自体は回復基調にあるものの、需要環境は大きく変わりつつある。自動車のFCV(燃料電池車)やEV(電気自動車)などの電動化や部材調達体制の変化、海外生産への対応など...