三井金属は26日、全固体電池向け固体電解質「A―SOLiD」について、量産試験用設備の生産能力を現状の3倍まで拡大すると発表した。量産性が高く品質の安定化が図れる設備を導入するという。国内外の活発な全個体電池開発競争による同固体電解質の需要増に対応したい考えだ。設備増強の完了時期や投資額などは非公表としている。 今回の設備増強は第二次投資の...