名古屋ステンレス流通協会がまとめた12月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、品種間での増減にはばらつきが見られたものの「その他冷延鋼帯」が大幅に減少したことを受けて、全体在庫は前月比8・6%減の7579トンとなった。在庫調整がさらに進み、2018年1月(7785トン)以来、およそ6年ぶりに8千トンを割り込んだ。 引き続き基調は弱く、商い...