日本内航海運組合総連合会によると、昨年11月における内航船の鋼材輸送量は、前年同月比6%減の293万トンだった。前月に続くマイナス。度重なる低気圧の通過に伴って船舶が避難する影響などが表れたものの、いぜん需要自体が低い水準にあり、全体的な輸送の遅延は見られなかったという。 2023年は、前月から繰り越された貨物で船腹の需給がややタイト気味に...