関西地区の店売り薄中板市場では、年明けの商いが本格化してきたが、コイルセンター(CC)各社は昨年に引き続いて販売量に見合った仕入れ抑制姿勢を継続している。CC各社の自助努力により需給バランスを示す自販在庫率は目立った増減なく、市中在庫に過剰感は見られない状況で、動意に乏しい。 年明けも関西圏の荷動きはさえない状況が続いている。都市部を中心に...