12月の関西地区の非鉄金属月間市況は、銅類が引き続き高値圏を維持し、アルミ地金は一時下落するものの月末に向け反発した。LME銅相場は海外銅鉱山の供給不安が材料視されて堅調に推移。上旬は中国経済の先行き不安で上値が重い展開だったが、下旬にかけて3カ月先物で一時8600ドル台の高値を付けた。この供給不安の状態は、2024年銅需給の見通しにも影響...