――足元の事業環境と今期の展望を。 「期初の想定よりも金属価格は下がったが、電力単価の下落と円安がプラス要因となり、上期は期初計画を上回って着地できた。ただ、実需は自動車関連の回復が鮮明になってきたが、半導体・情報通信関連は依然弱い。地域別でも中国がまだ弱いが、タイなどの事業は忙しくなってきており、まだら模様の状態だ」――厳しい環境ながら上期...