一昨年から昨年にかけて自動車メーカーの部品不足によるサプライチェーン混乱などの影響で低生産が続いている。昨年の前半から自動車生産台数は回復をみせているが、主要生産品の棒線では関東・名古屋の中継倉庫在庫の顧客の引き取りが依然として鈍い。所要は7割程度の横ばいが続いている。 この要因は、棒線はサプライチェーンが長いため在庫調整に時間を要している...