銅の国内相対取引の参考値となる銅建値が昨年トン当たり120万円台を長期間にわたって維持したのは記録的な円安ドル高水準にあったことが大きい。LME銅相場では、1~2月に3カ月先物価格が9千ドル台を付けていたものの、3月以降は8千ドル台が中心となっていた。円相場はLME銅相場の下落分を支えてきたが、その円相場の鍵は日米金利差であり、それは今年も...