物流の「2024年問題対応」におけるコスト高が鋼材価格に転嫁される傾向が、九州地区で現れ始めている。21日には共英製鋼山口事業所が等辺山形鋼、平鋼、Iバー、丸鋼について、1月契約販価から3千円値上げを発表。昨年から外注している運送会社からの運賃改定の打診があり、また来年4月にも上昇すると見込んで今回の値上げ発表に踏み切ったという。 異形棒鋼...