関西の条鋼製品市況は様子見が続き、横ばい状態で年内を終えそうだ。異形棒鋼(鉄筋)は共英製鋼が10月契約分で3千円、中山鋼業が12月契約分で同じく3千円の値上げを発表した。共英製鋼の値上げ発表後には「市中のマインドが変わってきた」(大手特約店)との声が聞かれ、競合が激しい一部案件で見られた極端な安値はほぼ解消された。 相場は、10月ごろに安値...