電線加工メーカーの東特巻線(本社・長野県上田市、社長・本多豊氏)は消費者向け市場の開拓を目指す。非接触給電システムのキー部材となるコイルで有する技術を応用して、最終製品を手掛けたいという。今後3~5年内をめどに加工度を上げて付加価値を高めた製品を開発し、市場に投入したい考えだ。 同社は事業の一つとして絶縁加工した極細銅線を撚り合わせたリッツ...