特殊鋼は、扱い筋がコスト高を背景に値引きを避けており、おおむねもち合い調で推移している。仕入れ値、自動車ヒモ付き価格が変わらず目先も同値圏内を維持しそうだが、実需不振に伴うスポット的な値引きも見られる。 トヨタが日当たり1万4千台以上の国内生産ペースを維持しているため、車関連では一定の引き合いが寄せられている。一方、産業機械をはじめとする他...