田中商会は1901年創業の老舗、金属スクラップ加工処理の地区有力企業で、製紙原料取り扱いや機密書類処理、鋼板の切断加工などを手掛ける。10月に室山敏彦会長から6代目として社長職を引き継いだ。「老舗の名前が通用する時代ではない。今が大事」と気を引き締める。 同社の扱い量はスクラップ、産廃、古紙の合計で年間10万トン。中四国一円を集荷エリアとす...