自動車向けアルミ圧延品出荷量が回復している。半導体や部品不足の解消による自動車生産台数の回復に加え、アルミパネル採用車の増加が出荷増を後押しした。2023年度上期の乗用車向けアルミ圧延品(板・押出合計)出荷量は、半期では初となる10万トン超えを記録。コロナ前の19年比でも2割上回る水準となり、再び増加基調を示している。