11月の東海地区市場は、需要分野によって好不調の濃淡がより鮮明になりそうだ。自動車関連は引き続き高水準の稼働を維持しそうだが、他製造業や土木建築関連の実需は依然低調。特に店売り分野は厳しい商状が続く。価格はおおむね現行値圏を維持しているものの、分野によっては需要家からの指し値が厳しく、安値の価格対応を強いられるケースも少なくない。