関東地区で電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格(H2)がトン5万円超でこう着状態となっている。市中ヤード業者に品薄感が強い中、メーカー入荷はおおむね使用量見合い。堅調な船積みも背景に、地区需給は緩んでいない。韓国やベトナムの買いが鈍く、新規の輸出商談は値下がりしているが、シッパーは入荷維持を図るため足元は様子見の姿勢。湾岸価格(H2)もトン5万...