東京製鉄は16日、11月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。全面据え置きは4カ月連続。物流・エネルギーコストは上昇傾向にあり、価格転嫁は喫緊の課題。マーケットの一部品種に底入れ感も出ているが「国内外の状況を見極めたい」(小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長)とした。 同月の主な販売価格(ベース)は、H形鋼がトン1...