全国鉄鋼販売業連合会と全国コイルセンター工業組合は21日、経済産業省金属課のヒアリングで来期(10~12月)の見通しなどを報告した。 全鉄連(会長・井上憲二明治鋼業社長)は需要環境について「例年よりも秋需の気配が感じられない。主力の建築関連も中小工事案件が依然として少なく、一部では物件の受注競争もみられ、その影響で鋼材市況も軟調が続くだろう...