「海外に比べ割高な鋼材価格は内需の減少を加速させる」とするのは大手流通、清和鋼業の阪上正章社長。 国内鋼材市況は、昨年まで続いた高騰場面が一服し、全体的に軟調に推移している。ただ海外に比べると下落幅は小さく、国内外の価格差は開いたままだ。「メーカーは脱炭素などの環境変化により、これまでにないコスト増を強いられ、従来以上に利益を確保する必要が...