政府のGI基金を活用した製鉄プロセスの脱炭素化技術開発で新たな選択肢として浮上してきたのが既存の転炉を活用する手法だ。転炉を生かすのに必要となるのが、高炉や一般的な電気炉ではなく、電気溶融炉(SAF=サブマージド・アーク・ファーネス)と呼ばれる大型設備だ。(1面に関連記事)