鉄骨 国内のすべての建築物のうち、H形鋼や厚板を用いる鉄骨造(S造)は着工床面積ベースで全体の35%を占めている。41%の木造に次ぐ規模だ。2020年以前は都心部の大型再開発事業などで建築需要は活況を呈すとみられていたが、コロナ禍により目算が大きく狂った。 東京五輪・パラリンピックが21年に順延した影響も重なり、いまだ大きく回復できていない...