東京製鉄は18日、8月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。前月の値下げで内外格差は縮まり「現行販価はおおむね底値圏」(小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長)と捉える。海外マーケットでもマージン悪化から採算改善へ販価切り上げの動きが見られるなど「反発機運が高まっている」状況。国内外市況の好転への期待感はあるが「需給...