関西地区厚板溶断業大手の菰下鎔断(本社・大阪府貝塚市、社長・菰下茂夫氏)は23年3月期、販売単価の上昇やスプレッド拡大で増収増益となった。今期は4月から需要低迷や軟調な市況など厳しい環境でスタートしているが、提案型営業の推進や二・三次加工強化などで需要開拓を目指している。同社の今期の業績や今度の展望について菰下社長に聞いた。(綾部 翔悟)