日本、米国、欧州連合(EU)の政府は、鉄鋼業の世界的な過剰能力問題の解決に向けた取り組みの継続に向けて足並みをそろえる。非効率設備の温存による過剰能力は2016年以降減少してきたが、依然として5億トンを超える過剰があるとみられている。日米欧は、新興国を中心に新規プロジェクトが相次ぎ計画されていることを重視。過剰能力問題が再び鉄鋼業の健全な発展...