日本伸銅協会によると、4月の伸銅品生産量(速報値)は前年同月比17・6%減の5万4350トンだった。自動車、住宅設備、空調機器、車載以外の半導体関連が低迷しており、16カ月連続の前年割れとなった。一方、前月に比べ1日当たりの生産量は1・2%増えており、回復の兆しは見えているとする。 最大品種の銅条は前年同月比17・3%減の1万9173トン。...