兼松子会社の鋼材商社、兼松トレーディング(社長・江見智維氏、KGT)の2023年3月期連結決算(国際会計基準=IFRS適用)は、売上高に当たる収益が前期比20・4%増の136億6900万円、税引前利益が2・6倍の4億6500万円だった。鋼材やチタンの価格上昇で増収を、内装建材事業の採算向上などで増益を達成した。 KGT単体で見ると、上期は市...