ナマシ鉄線や丸釘など普通線材製品の荷動きは、年度末は例年のような駆け込み需要はなかった。公共土木工事は4~5月は端境期のため、6月以降の荷動き回復に期待したい。 県内の新設住宅着工戸数が減少傾向で、住宅向けも厳しいとみている。 メーカーは電気代など生産コスト高を背景に価格優先の姿勢を崩していないものの、めっき線など一部品種を除いて、相場の上...