三井物産が2日発表した23年3月期決算(IFRS)によると、金属資源部門の純利益は前期比9・3%減の4388億円となった。鉄鉱石や銅、合金鉄の価格下落が響き減益となったが、4千億円を超える高水準の利益を維持した。一方、鉄鋼製品部門の純利益は同16・4%減の225億円。年度上期は好調に推移したが、下期以降の鋼材価格軟化で前期実績に届かなかった...