東京製鉄の小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長は17日、現状の海外市況に関して、強含みの米国と、弱含みのアジア圏で「二極化の様相を呈している」と語った。 米国では3月に金融不安があり「いったん、上げが鈍化したが、再びホットは値上げに入った」。欧州もアルセロール・ミッタルのダンケルク製鉄所(フランス)での火災を挙げ「地元では供給にタイト感が...