鉄スクラップ輸出に先行き不透明感が強まっている。11日実施の関東鉄源協同組合による輸出入札は落札価格がトン5万円台を維持。同日時点の湾岸価格を約1千円上回ったため、国内市況の下落に歯止めをかける材料との見方が広がった。一方、全14件あった応札の平均価格がトン4万8千円台となり、市中では「主力の輸出先であるベトナムや韓国の買い意欲は乏しい。応札...